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発酵度・焙煎度の飲み比べ3点セット

発酵度・焙煎度の飲み比べ3点セット

台湾茶飲み比べ3点セットには、季節や人気の3種類台湾茶茶葉、10グラムずつ入っていおり、封筒には台湾各地の産地、品種、有名なお茶、そして分類などが書かれています。淹れ方も書かれていますので、本格的な台湾茶が気軽に楽しめます

 

台湾の中部地方で、軽発酵・軽焙煎〜高発酵・高焙煎の3種類の烏龍茶が楽しめるお得なセットです。

 

①軽発酵・軽焙煎〜#023阿里山金萱冬片

②中発酵・中焙煎〜#022沙里仙中焙高山烏龍

③高発酵・高焙煎〜#031紅烏龍

 

各10g

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以下、それぞれのお茶の紹介です。

①#023阿里山金萱冬片|Mt. Ali TTES No.12 (Jhinhsuan) late winter

冬片とは、冬摘みと春摘みの間に、採られたお茶のこと。天気の良い南台湾では、お茶の成長がより早く、特に暖かい年には冬片茶が取れます。冬茶の季節が終わり、茶木が休眠中の間に生えてくる貴重な茶葉で作った極少量のお茶である。寒い冬の間に、少し暖かい日になれば茶木が春だと勘違いして新芽を伸びるもので、毎年作れるお茶ではありません。金萱という品種は、台湾政府が運営し、昔の農林庁が改正され農委会になり、その下にある茶業改良場が何十年もかけて研究して生まれた成長の強い、そしてミルキーや、バターの香りがする人気な品種。冷めて飲むと、さらに金木犀の香りもして、改めて台湾茶の凄さが感じられます。産地は、海抜100メータルの阿里山で、通年気温が低く味が凝縮されています。軽発酵、軽焙煎でお茶の本当の味わいが楽しめます。金萱という品種の香り、冬片の特徴的な渋みなどが融合され、滑らかな飲みやすいお茶が仕上がりました。

 

香り & 味わい|ミルキー、バター、冷めたら金木犀の香り

作り方|釜炒り(炒青)、締め揉み(團揉)
産地|嘉義県阿里山
農園|小茶米
品種|金萱(台茶12号)
標高|1000m
発酵|★☆☆☆☆
焙煎|★☆☆☆☆
生産時期|12月〜1月

 

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②#022沙里仙中焙高山烏龍|Shalishian Midium Roast Oolong

 

肌寒くなる秋は、高山茶の時期に入ります。海抜1500mの高さで栽培され、最も人気のある高山茶の一つであります。ここの茶葉の特徴は、昼間と夜の大きな温度差で新芽が柔らかいが分厚い、天然なペクチンたっぷりな茶葉で甘い味わいが出ます。品種は青心烏龍種でほんのり蘭の香りがします。生産時期は11月の冬茶〜翌年の4月までの春茶で、それぞれのファンがあります。高山茶の茶畑では、ほとんど秋が休耕となり、茶木にしっかりと休ませて冬に向けて栄養をたっぷり作らせますので、多くのファンが、毎年首長く冬茶を待っています。一方、春に取る春茶は、春の暖かい気温で新芽が沢山生え、風味も栄養も豊富であります。 台湾では、発酵度の低い緑茶などのお茶は、中医学上で身体を冷やす効果があるとよく言われるので烏龍茶ほど人気がありません。中レベルの発酵と焙煎を入れることで、マイルドな味、そして身体が冷えることなく安心して多く飲めることで人気があります。

台湾という小さな島の中で、標高3000m以上の高山はなんと268座もあり、それぞれ違う日当たり、風当たり、土壌の鉱物質などの条件で違う風味が味わえます。有名な高山茶産地は、阿里山、梨山、玉山、杉林渓、大禹嶺などがあり、それぞれのファンもいます。 60年代から大人気になった凍頂烏龍茶は、標高750mの凍頂山で作られるお茶のことを示しているが、1000m以上の高山の霧と湿気で高品質な茶葉が作られることで80年代からは高山茶が主流となった。しかし、凍頂烏龍茶のような製法(中発酵+中焙煎)は高山茶にも大きな影響があり、似たような製法と味のお茶は、焙香/熟香烏龍茶と呼ばれます。

 

香り & 味わい|ナッツ、ウッディー

作り方|釜炒り(炒青)、締め揉み(團揉)

産地|南投県信義鄉玉山茶区の沙里仙

農園|沙里仙茶園

品種|青心烏龍

標高|1500m

発酵|★★☆☆☆

焙煎|★★★☆☆

生産時期|11月〜4月

 

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③#031紅烏龍|Red Oolong

 

紅烏龍茶(ホンウーロン茶)は、2008年に農委会茶業改良場の台東支場により発表されてから、僅か10数年で知名度がまだ浸透していないのにも関わらず、2015年にラグジュアリーティーブランドのTWG teaにその年のシングルオリジナルベスト5として選ばれ、初めて世界中の舞台に立ちました。紅烏龍とは、紅茶のように完全発酵させ、そして凍頂烏龍茶のように焙煎をかけたお茶で、紅茶のカテゴリーになるが烏龍茶の余韻を持つ特別なお茶であります。紅烏龍茶が生まれた理由は、60年代から高山茶が主流になり、高山ではない場所では、その地だけの、特徴のある特別なお茶を一生懸命開発されていました。花蓮で生まれたのは蜜香紅茶で、台東で生まれたの紅烏龍茶でした。海抜はあまり高くなく、北回帰線より南の台東は、暑い日が続く気候が特徴で、紅茶の生産に最適であります。使用する品種は様々で、青心烏龍、金萱(台茶12号)、翠玉(台茶13号)などが良く使用されます。蜜香紅茶と同じく虫が繁殖する夏に成長し、できるだけ環境に優しい、農薬を少なくできる紅茶で、高品質なダージリンセカンドフラッシュと似ており、欧米の方にも大人気です。近年は、台東のみならず、他の地域でもどんどん作られるようになり、またそれぞれの味が楽しむことができます。一般的に、紅烏龍の定番の味は、東方美人や蜜香紅茶のようにスパイス、フルーティーな味わいですが、焙煎によりウッディー、ベークドナッツ、キャラメルなどの香りもします。また、高発酵、高焙煎により、カフェインも飛ばされて少なくなり、どなたでも気軽に楽しめる台湾茶です。 当店が取り扱っている紅烏龍茶は南投名間の小茶米農園で作られた物です。各年の状況により、店主の連さんが違う品種の茶葉をブレンドし紅烏龍の味を把握しています。

 

香り & 味わい|熟したマンゴー、ウッディー、ウォールナッツ、キャラメル

作り方|釜炒り(炒青)、締め揉み(團揉)

産地|南投県名間郷

農園|小茶米農場

品種|金萱(台茶12号)、他(台茶13号翠玉、台茶20号迎香など)

標高|400m

発酵|★★★★★

焙煎|★★★★★

生産時期|6月~9月

 

 

 

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