台湾茶のプロと一緒に、台湾最大級のお茶博覧会に参加しませんか?
年に一度しかない「南投世界茶業博覽會」は、今年2023年の10月7日〜10月15日まで開催されます。
南投県という、台湾の真ん中にある県は、実は台湾茶の生産量トップ1位であるお茶産地です。栽培面積が広く、台湾茶の生産量を50%占める南投県の東半分に中央山脈があり、台湾の最も高い山(玉山、標高3,952m)より高品質な高山茶も生産され、南西部には凍頂烏龍の故郷である鹿谷郷凍頂山が位置し、またあの有名な日月潭も南投県の真ん中にあり、烏龍茶だけでなくアッサム種の栽培や野生の台湾山茶の商品化などの研究開発も100年前から進められています。台湾茶の栽培に最も適した気候を持っていると言われている地域です。
台湾茶を研究している人が必ず訪れる台湾茶の最大産地に、年に一度の南投世界茶業博覧会が毎年の10月に開催されます。主催者は台湾の農業部(日本の農林省に相当)だけでなく、南東県庁や南投県各エリアの役所に、台湾の有機栽培研究・認定の権威を持つ国立中興大学や、全国の茶農家組合、各台湾茶学会などと共同主催し、国家発展委員会(国のファンド)よりも出資してもらっている、巨大なイベント。出店ブース数がおよそ350ブースの上に、様々な特集テーマで20箇所のパビリオンが集まり、「台湾茶の万博」として呼べるでしょう。
中には毎年話題になっている「台湾有機茶100選」の有機茶館があり、100選に入賞された有機茶農家さんが巨大なカウンターを囲んで順番にお茶席を行い、お客様と対面で話し合います。もう一つ必ず薦められるのは「黄金品茗館」であり、予約と入場は有料ですが、少しの費用で特等賞を取った各地の台湾茶がテイスティングできるのが目玉になっている。各地方のお茶コンテストで実際に審査員として働いている専門家によるテイスティングのポイントや説明などを聞きながら、コンテストで使用されるティスティング方法や各台湾茶の風味を味あうポイントなども勉強できます。
日月潭紅茶館や高山茶館と言った定番のテーマは言うまでもなく、「台湾原生山茶館」という台湾野生茶学会が主催する展示会で、市場に出回らない超超超貴重な野生茶も試飲(アイテムにより少量の購入も可能)できるというとっても珍しいチャンスを是非見逃さないでほしいです。凍頂烏龍茶館では五感体験できるアクティビティーがあったり、また台湾茶器が集まる特設コーナーにも20ブース以上出店され、有名な陶芸家より作られた芸術的な茶器や道具もあるし、毎日使えて手頃なコップや急須もあります。国レベルでやっているイベントで、出店される茶農家さんの身分と商品は全て厳しい審査を通しおり、全て安心して購入できる高品質な台湾茶であります。
去年2022年の「南投世界茶業博覽會」の会場からインスタライブで有機茶館と凍頂茶館の体験を説明しました。アーカイブはこちらより▶︎
そして多くの方から、リアルツアーを開催してほしい!との声を頂いたので、今年は一緒に行きたい方を募集します!!!
▲開催日程:2023年10月9日(月) 9:00〜18:00
▲ツアー内容:
農業部(当時は農業委員会)の審査員養成コース中級まで修了した私リンが、台湾の茶農家さんと台湾茶好きの皆様の架け橋となり日本語で台湾茶を徹底的に説明しながら通訳します。1日では回れない巨大イベントの中から、ポイントのパビリオンをピックアップし、それらを周ります。
★台湾茶が好きな方でなく、特に台湾茶、中国茶バイヤーにはとても良いチャンスだと考えております。
★もちろん、素人でただ台湾茶がお好きな方も大歓迎です。
▲当日のスケジュール
09:00 台湾高鉄(新幹線)台中烏日駅にて集合
10:00 会場到着
10:00〜17:00
有機茶館や高山茶館などの目玉パビリオンを周り、体験に参加、台湾茶の購入
(昼食は出前を頼み会場でピックニック)
17:00 イベント時間終了
18:00 台中にて解散
▲参加料金:
NT$12,000/人
台中⇄会場までの交通費、通訳、入場料、昼食、消費税込み。
▲こんな方にオススメです:
・台湾茶・中国茶バイヤー
・台湾茶を取り扱っているサロン、カフェ、小売店などの経営者
・台湾茶会を開催している方
・台湾茶に熱狂的な愛情を持っている方
・台湾茶をプロの目線で習いたい素人の方
★台湾茶専門家でも素人でも、台湾茶を深く知りたければどなたでもご参加して頂けます。
▲定員:3人
▲応募方法:
下記のラインアカウントより、お名前と参加する人数などの情報を入れてご連絡ください。
応募〆切は、10月5日(木)まで。
不明な所があればいつでもご連絡ください。
台湾茶を一緒に飲んで、知って、買って、楽しんで台湾茶の1日を過ごしましょう!
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